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評価:
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竹書房
¥ 7,236
(2010-05-21)
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◆あらすじ◆
間瀬垣勤は、人付き合いが苦手なタクシー運転手。前職は中学教師。生徒とのコミュニケーション不全に耐え切れずに辞めた。同僚だった妻の真亜子と娘の瑠璃の3人暮らし。家で間瀬垣の居場所は年々無くなっていた。間瀬垣がいつも時間を潰す小さな公園があった。そこで間瀬垣は、運命的な出逢いをする。土管の中からじっと見つめる、何ともふてぶてしい、おっさんのような猫。首輪には「御子神」と書かれていた。間瀬垣はその何ともいえない風貌に心を奪われてしまう。そして、御子神さんと一緒にタクシー営業を始める事を思いつく。
猫大好きな私。
もちろんうちにもいましたが命を全うしてはや、半年。
猫が出ている作品は彼らを思い出して見れなかったんですが
やっと気持ちも落ち着き今作品を観ました。
動物が主人公になるドラマは多々ありますが、猫目線で描かずに
こんなに人と猫との関係を上手に見せてるのには関心しました。
動物と関わってる方ならどなたでもわかるかと思いますが結構、
人の私達の方が彼らに助けられているというか本当に何気なく
傍にいてくれているんですよね。
カンニング竹山さん演じる間瀬垣さんが御子神さんという猫に出会い
触れ合っていくうちに成長していく過程がほのぼのと描かれています。
ほのぼのとはしているんですが、人の優しさや弱さ、傲慢さもさらっと
描いていてなかなか秀逸なドラマだと思いました。
動物と一緒に暮らしていくための責任感や命の尊さも、竹山さんの
コミカルで哀愁漂う演技で重くなりすぎず、押し付ける感じもなくて
何だか素直に聞き入れられる仕上がりです。
それと何を言っても御子神さん(笑)
とっても自然体で見てるだけで顔が緩む♪
泣けるシーンや悲しい場面もありますが、最後には心が
ほっこりする本当に素敵なドラマでした。
私はドラマ版しか観てませんが、映画版や小説(原作らしいです。)もあり
そちらの方も楽しめるみたいです。
まだ2月だけど私は今年イチオシになりそうだな〜。
see you